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2009年11月24日 (火)

ウォークマンで視聴できるwmvファイルを作成する その2

今回は必要なソフトウエアを揃えましょう。

diamond変換したい動画ファイルをaviフォーマットに変換する

TMPGEnc 4.0 XPress

インターレース解除(TV向け信号からPC向け信号への変換)、色調整、音声調整、サイズ変更といった編集はwmvエンコードと同時にできるのですが、エンコード自体に時間がかかるため、エンコーダに行なわせるのはエンコードだけにしたいところです。動画編集はフリーソフトでも何とかなりますが、ここは質にこだわった方がよいと思います。TMPGEnc 4.0 XPressなら、簡単に高品質な動画編集を行なうことができます。

TMPGEnc 4.0 XPress
TMPGEnc 4.0 XPress パッケージ版

TMPGEnc 4.0 XPress ダウンロード版

ちなみに、TMPGEnc 4.0 XPressでもwmvエンコードが可能ですが、残念ながら、ウォークマンX1000シリーズで視聴できるフォーマットにすることができません。

Ut Video Codec Suite

Windows Media エンコーダはavi/mpg/wmv/asfフォーマットしか受け付けないので、これらでない動画ファイルは変換が必要です。wmvエンコード時に若干品質を落として変換時間とサイズを削減したいと思っており、一時的な保管が非可逆圧縮フォーマット(劣化を許す)だと二重の劣化になってしまいますので、可逆圧縮フォーマットを使います。ここでは、サイズと速度のバランスがよく、無料で使用できるUt Video Codecをオススメします。

TMPGEnc 4.0 XPressのようなアプリケーションとUt Video Codecのようなコーデックの組み合わせで、編集とaviフォーマットでの保存を行ないます。

diamondaviフォーマット動画ファイルをwmvフォーマットに圧縮・変換する

Windows Media エンコーダ 9

Windows Media Format 11 SDK

AzWM9 Script Frontend

Windows Media エンコーダ 9だけでもwmvエンコードが可能ですが、2003年の配布開始で同梱しているライブラリが古いこと、使いにくいインターフェースであることが難点です。そのため、Windows Media Format 11 SDKをインストールしてライブラリを更新し、操作性を向上させるためにAzWM9 Script Frontendを使います。全て無料で使用できるので、上からダウンロードして、インストールしてください。

今回の最後に、前回予告した変換時間とファイルサイズの目安です。

ソース:
 720×480ピクセル、フレームレート 29.97fps、
 映像ビットレート 2500kbps、音声ビットレート 160kbps、
 録画時間 14分8秒
PCスペック:
 Pentium 4、2.26GHz、Hyper Threading非対応、1GB
変換目標:
 432×240ピクセルに縮小、彩度アップ、音量正規化、
 固定量子化でmp4フォーマットに変換
 or 品質ベース90%でwmvフォーマットに変換
 (品質を指定するので、ビットレートは指定できない)

TMPGEnc 4.0 XPressでmp4フォーマットに変換:
 54分40秒、87MB

TMPGEnc 4.0 XPressでaviフォーマットに変換:
 36分36秒、2,211MB
Windows Media エンコーダ 9でwmvフォーマットに変換:
 4時間29分31秒、61MB
wmvフォーマットへの変換の合計時間:
 5時間6分7秒

スペックが低いPCを使った結果なので、かなり時間がかかっていますが、スペックを上げると如実に効きます。例えば、Hyper Threading対応にするだけでも、結構 時間が短くなります。

次回は、Windows Media エンコーダ 9で変換する前のaviファイルをつくるまでの作業と設定を説明したいと思います。

2009年11月23日 (月)

ウォークマンで視聴できるwmvファイルを作成する その1

久しぶりの更新です。

最近、ウォークマンNW-X1060で音楽を聴いたり、動画を視聴しています。X1000シリーズはラインナップ上で最上位に位置づけられていて、画面は3.0型ワイド有機ELディスプレイ、サウンドはデジタルアンプS-Masterとデジタルノイズキャンセリング機能を搭載していて、高価ではありますが、充分満足できる画質・音質です。特に画質はTFTに比べて彩度が高く、動きもシャープなのが嬉しいです。

SONY ウォークマン Xシリーズ FM付 NC機能 ワンセグ WiFi搭載<メモリータイプ> 32GB ブラック NW-X1060/B
SONY ウォークマン Xシリーズ FM付 NC機能 ワンセグ WiFi搭載<メモリータイプ> 32GB ブラック NW-X1060/B

今まで動画は、こちらの情報を基にmp4(MPEG-4)フォーマットで視聴していました。ところが、変換前のソースによっては、ビットレート(単位時間あたりのデータ量)を大きくとらないと、満足な品質にならないことがまれにあります。特に音声では、ビットレート128kbpsでは劣化をごまかしきれていないのか「キュルキュル」というノイズが入ってしまうことがあり、そのようなソースは160kbps以上にしないと「キュルキュル」ノイズが消えません。

ちなみに、音楽を聴くためのmp3フォーマットでは、ビットレート128kbpsで不満に思ったことはありません(好み・こだわりによっては、不満に思う方がいると思いますが)。

動画変換は非常に時間がかかるので、変換を終えて確認したら、おかしいところが見つかって、やり直し、というのは避けたいですし、メモリを32GB搭載しているとは言え、見たいタイトルをどんどん入れるとすぐにいっぱいになってしまいますので、サイズが小さいに越したことはありません。

X1000シリーズは、動画フォーマットとして、mp4以外にwmv(Windows Media Video)も視聴可能です。一般的にwmvは、ファイルサイズに対する品質という面で優れていると言われています。実際、mp4では160kbpsにしないと「キュルキュル」ノイズが入ってしまう音声ソースが、wmvでは96kbpsでノイズが入らない、充分な音質になりました。

wmvの品質がよいとしても、変換できるツールが限られていること、ウォークマン用にどんなパラメータで変換すればいいかのレポートがない、ということで手を出していなかったのですが、上記のような「キュルキュル」ノイズが入るソースが見つかったことで、思い切ってwmv変換に取り組むことにしました。

次回以降、自分用のメモも兼ねて、ウォークマン用wmv変換の研究成果を書いていこうと思いますが、高品質のファイルを作成しようとすると、変換に非常に時間がかかるので、ご注意ください(変換にかかる時間とファイルサイズの目安は次回にお見せします)。

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